男所帯
おとこじょたい
名詞
標準
all-male household
文例 · 用例
被害者鈴木泰助はことし五十歳で、細君は数年来肺を病んで片瀬に療養し、夫婦の間に子供はなく、ことし二十五歳になる手代の甚吉をいっしょに住まわせて、昼間は二人とも日本橋|兜町の店に行き、いつも夜遅くに帰り、食事は三度とも店の方でするので、女中を一人も雇わずに、いわば男所帯で暮らしていたのである。
— 小酒井不木 『現場の写真』 青空文庫
電話では様子がよく分らないので、却って余計気が揉めるし、啓坊一人の男所帯でいろいろ足らない物もあろうし、きっとお春どんに日に何回も往復して貰う必要が起ろう。
— 下巻 『細雪』 青空文庫
あたしが若い男所帯の家事を調えるのに、どんなに夢中になって没頭したか、貴方が知ってくれたら、貴方は躊躇したりしないはずよ。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
作例 · 標準
例句