モンスーン
モンスーン
名詞
標準
monsoon
文例 · 用例
そうして欧米には無い特別のモンスーンの影響を受けている。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
その上に、冬のモンスーンは火事をあおり、春の不連続線は山火事をたきつけ、夏の山水美はまさしく雷雨の醸成に適し、秋の野分は稲の花時刈り入れ時をねらって来るようである。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
そうしてモンスーンのないかの地にはほんとうの「春風」「秋風」がなく、またかの地には「野分」がなく「五月雨」がなく「しぐれ」がなく、「柿紅葉」がなく「霜柱」もない。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
大正八年八月、わたしが欧洲から帰航の途中、三日ばかりは例のモンスーンに悩まされて、かなり難儀の航海をつづけた後、風雨もすっかり収まって、明日はインドのコロンボに着くという日の午後である。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
私はモンスーン以来痛みつづけていた右の奥歯のことを忘れたように、熱海丸の甲板を愉快に歩いていた。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
モンスーンが去ったのと歯の痛みが去ったのと、あしたはインドへ着くという楽しみとで、私は何か大きい声で歌いたいような心持で、甲板をしばらく横行闊歩していると、偶然に右の奥の上歯が揺らぐように感じた。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
大正八年八月、わたしが欧洲から帰航の途中、三日ばかりは例のモンスーンに悩まされて、かなり難儀の航海をつづけた後、風雨もすっかり収まって、明日はインドのコロムボに着くという日の午後である。
— 岡本綺堂 『はなしの話』 青空文庫
私はモンスーン以来痛みつづけていた右の奥歯のことを忘れたように、熱田丸の甲板を愉快に歩いていた。
— 岡本綺堂 『はなしの話』 青空文庫
作例 · 標準
インドではモンスーンによる雨期が毎年訪れる。
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モンスーンの影響で、この地域は湿度が高い。
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モンスーンが去ると、本格的な夏がやってくる。
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ウィキペディア
モンスーン とは、ある地域で、一定の方角への風が特によく吹く傾向があるとき(その風を卓越風と呼ぶ)、季節によって風の吹く方角(卓越風向)が変化するものを呼ぶ。アラビア語の「季節」 に由来する用語である。
出典: モンスーン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0