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知り人

しりびと
名詞
1
標準
acquaintance
文例 · 用例
「世々の物知り人、また今の世に学問する人なども、みな住みかは里遠く静かなる山林を住みよく好ましくするさまにのみいふなるを、われは、いかなるにか、さはおぼえず、ただ人繁く賑はしき処の好ましくて、さる世放れたる処などは、さびしくて、心もしをるるやうにぞおぼゆる。
――当りまえのことを当りまえに語る。 もの思う葦 青空文庫
さなきだに、女客は湯の使い方が激しい上に自分の知り人が来ると、お世辞に揚り湯を二杯も三杯も汲んで遣る。
岡本綺堂 明治時代の湯屋 青空文庫
「貴殿ならばご城内のこと、奥も表もあらましはお通じのはず、お知り人もたくさんござりましょう。
毒を抱く女 右門捕物帖 青空文庫
似通った名まえの者さえも、あの子の知り人にはござりませぬ。
朱彫りの花嫁 右門捕物帖 青空文庫
おそらく土偶のたぐいであろう」 そこで、かの卒を見知り人にして、他の役人らが付き添って、近所の廟をたずね廻らせると、城隍廟のうちに大小の土人形がならんでいる。
夷堅志 中国怪奇小説集 青空文庫
相州大磯の在に知り人があるから、一時そこに身を隠していると申しますので、亭主には内証で少々の路用を持たせてやりました」 それを亭主の要作に覚られたのが夫婦喧嘩のもとであり、家出のもとであると、お霜は白状した。
川越次郎兵衛 半七捕物帳 青空文庫
今日の時間にすれば僅かに六時間くらいのことであったが、何分にも火の足がはやかったので、焼亡の町数は百二十六ヵ町という大火になってしまって、半七が三田へ駈けつけた頃には、知り人の家などはもう疾うに灰になっていて、その立退き先も知れないという始末であるので、江戸の火事に馴れ切っている彼も呆気に取られた。
熊の死骸 半七捕物帳 青空文庫
その立退き先をたずねて、それから三田の魚籃の知り人の立退き先をも見舞って、帰り路に半七はゆうべの勘蔵のことを云い出した。
熊の死骸 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
旅先で、偶然昔の知り人に会った。
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彼はパーティーで多くの知り人と再会した。
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私の知り人に、この分野の専門家がいます。
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