情報部
じょうほうぶ
名詞
標準
information bureau
文例 · 用例
その情報部の八木沼丈夫君と同行す。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
彼は東亜局長の次男で、一年前から情報部に勤務している真面目で、快活な青年だった。
— 平林初之輔 『鉄の規律』 青空文庫
でもこうでもしないと、私どもの官庁の重大事件を貴下にお願いしたことがどこへもすぐ知れ亙ってしまいますので」 と、情報部事務官木村清次郎氏は、初対面の挨拶のあとで、すぐと用談にとりかかった。
— 海野十三 『暗号数字』 青空文庫
今の今まで、内務省の情報部を預るお役人だと思っていた木村なる人物が夢のように消えてしまったのである。
— 海野十三 『暗号数字』 青空文庫
テラス、ロマンス類が、もとの軍情報部に働いていた人をやとい入れて、戦時秘史だの反民主的な雰囲気を匂わせはじめると、その風潮は無差別にぱっとひろがって二・二六事件記事の合理化された更生から文学にまで波及し「軍艦大和」のように問題となる作品をうんだりした。
— 宮本百合子 『ジャーナリズムの航路』 青空文庫
きょうの新聞は、内閣情報部で第二回準備委員会をひらき、具体案は民間六人、官庁三人の小委員会の協議にゆだねられることになったと報じている。
— 宮本百合子 『日本文化のために』 青空文庫
婦人作家のそのように装われた文学がジャーナリズムの上に一定の宣伝効果をもっているということ、しかも社会的現実に対する批判の能力は男の作家よりも弱いという事実について認識を与えられた軍情報部は、たちまち、そのような婦人の文筆を利用した。
— 宮本百合子 『婦人作家』 青空文庫
やがて全く自主の世界を喪った純文学が、文学の外のよりつよい軍事的な政治力にすっかり圧倒されて、文芸協会は文学報国会となり軍情報部と情報局の役人をその理事に頂く有様となった。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
作例 · 標準
彼は外務省の情報部に所属し、各国の情勢を調査している。
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警察の情報部が、テロ組織の資金源を特定することに成功した。
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企業のマーケティング情報部は、消費者の動向を精緻に分析する。
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