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屋根瓦

やねがわら
名詞
1
標準
roof tile
文例 · 用例
「あッ」S=向いの屋根 必死で屋根瓦を掴んで匍い上ろうとしている石松。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
近くの街の屋根瓦の重畳は、躍って押し寄せるように見えて、一々は動かない。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
駸々と水泳場も住居をも追い流す都会文化の猛威を、一面灰色の焔の屋根瓦に感じて、小初は心の髄にまで怯えを持ったが、しかししばらく見詰めていると、怯えてわが家|没落の必至の感を深くするほど、不思議とかえって、その猛威がなつかしくなって来た。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
城山の麓にて撞く鐘雲に響きて、屋根瓦の苔白きこの町の終より終へともの哀しげなる音の漂う様は魚住まぬ湖水の真中に石一個投げ入れたるごとし。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
だが、その樹を戻すには、折角建った門を、屋根瓦を引っぺがし、塗った壁を叩き落し、組立てた材木をばらばらにしてしまわなければならなかった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
あの無感覚な屋根瓦や窓|硝子をこうしてじっと見ていると、俺はだんだん通行人のような心になって来る。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
夜更けて彼が便所へ通うと、小窓の外の屋根瓦には月光のような霜が置いている。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
霰はあとからあとへ黒い屋根瓦を打ってはころころ転がった。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
作例 · 標準
地震で屋根瓦が何枚か落ちてしまった。
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日本家屋の屋根瓦は、独特の風情がある。
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職人が一枚ずつ丁寧に屋根瓦を修復している。
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