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ポンと

ポンと異読 ぽんと・ポンッと・ポンっと・ぽんっと
副詞
1
標準
with a pat
文例 · 用例
牡兎はポンと跳んで、すれずれに立つてゐる二本の白樺の間を摺り抜けた。
中原中也 山間秘話 青空文庫
今の番頭から掏り取った紙入れを取り出し、中味を抜き取り、空の紙入れをポンと投げる。
山中貞雄 恋と十手と巾着切 青空文庫
ということを言いたげに呉は、安楽椅子に、ポンと落ちこんでチューインガムをしがんでいる深沢をチラと見て、にたにたと笑った。
黒島伝治 国境 青空文庫
ポンと煙管を払いて、(何、遠慮をしねえで浴びるほどやんなせえ、生命が危くなりゃ、薬を遣らあ、そのために私がついてるんだぜ、なあ姉さん。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
」 と片手で小膝をポンと敲き、「飲みながらが可い、召飯りながら聴聞をなさい。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
」 高信さんが、銀貨を若干、先棒の掌へポンと握らせると、にこりと額をうつむけた処を、「いくら貰うたかい。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
その首を口にふくんで適当な圧力で吹くと底のガラスの薄板がポンという音を立ててその曲率を反転する。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
おい、元気を出せよ」 そうして竜の小さな肩を扇子でポンと叩いた。
太宰治 青空文庫
作例 · 標準
「よし、行こう!」と彼は私の背中をポンと押して、勇気づけてくれた。
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彼は解決策を思いつくと、膝をポンと叩いて「それだ!」と叫んだ。
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猫がテーブルから床へポンと飛び降り、音もなく歩き出した。
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2
標準
with a pop
作例 · 標準
ジャムの瓶の蓋を回すと、空気が入ってポンと小気味よい音がした。
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クラッカーを引くと、ポンと音がして色とりどりの紙吹雪が舞った。
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ポンと音がするまでしっかり押し込んでください。それが固定された合図です」
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3
標準
casually (throw)
作例 · 標準
彼は家に帰るなり、玄関の棚の上に車の鍵をポンと放り出した。
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「余計なことは考えず、カバンをそこにポンと置いてゆっくり休みなさい」
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お釣りの小銭を募金箱へポンと入れると、何だか少し晴れやかな気分になった。
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4
標準
generously (give)
作例 · 標準
「困っているんだろう?」と言って、彼は100万円をポンと差し出した。
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彼は羽振りが良く、後輩との飲み代として数万円をいつもポンと出してくれる。
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「一生に一度の買い物だからね」と、父は最新の高級車を現金でポンと買った。
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