話法
わほう
名詞
標準
parlance
文例 · 用例
たとへて云つて見れば、田舍のお婆さんが病院へ來て自分の病氣を醫者に話してゐるときの説話法のやうなもので、それがまた最もインテイメイトな話し方でもあるのだ。
— 梶井基次郎 『「親近」と「拒絶」』 青空文庫
真面目に普段の会話法で語ると彼等は、恰も日常の吾々が若し、相手が物を言ふのにいろ/\節をつけて歌つたりすれば、歯を浮かせ、ゾツとして耳を塞ぐに違ひないと同様に、反対に気恥しくつて聴いてはゐられない、止めて呉れ!
— 牧野信一 『歌へる日まで』 青空文庫
――それは左うとして、いつも嶮を含んだ顔つきでゐる彼女の姿と、その言葉とを結びつけることは不可能であつた程、それ程彼女は左様な会話法が巧みであつた。
— 牧野信一 『天狗洞食客記』 青空文庫
「…………」 それらの名前を口にすることを厭つてゐるお雪は、いつも僕等が水車小屋の大地震の中でとり交す送話法を選んだ。
— 牧野信一 『沼辺より』 青空文庫
耳のきこえない子供の教育方法としてヨーロッパ風の読唇法に加えて日本語の特色を科学的に研究した口話法が発明されている。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
しかし未だに旧式な手真似教育(手話法)が行われていて、これでは日常の最低生活を満すだけでとても精神的な文化には触れられない。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
今を去ること凡そ二千三百有余年の昔、彼が単衣跣足の姿で、当時世界の文化の中心と称せられておったギリシアのアテネの市中、群衆|雑鬧の各処に現れて、その独特会話法に依って自負心の強い市民を教訓指導し、就中よく青年輩の指導教訓に力を致したことは、甚だ顕著なる事実である。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
僕の如く耳の怪しきものにはまことに便利なる会話法なり。
— 芥川龍之介 『北京日記抄』 青空文庫
作例 · 標準
日本語には、多様な話法が存在する。
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彼は、独特の話法で聴衆を魅了した。
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この小説は、新しい話法を試みていることで評価されている。
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標準
narration
作例 · 標準
物語の話法が巧みで、読者は一気に引き込まれる。
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この映画は、複数の視点から語られる話法が特徴だ。
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彼の話法はとてもわかりやすく、難しい内容もすっと頭に入ってくる。
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ウィキペディア
話法 とは、他人の言葉を伝える際の種々の様式。口から発した発話だけでなく、心の中で思った思考内容も含まれる。発話と思考を合わせて「言説 」と呼ぶ者もある。また「引用」という用語で代用する場合もある。
出典: 話法 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0