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かい
名詞頻度ランク #34132 · 青空 424
1
標準
gorge
文例 · 用例
宮沢賢治塵のごと小鳥なきすぎほこ杉のの奥よりあやしくも鳴るや み神楽いみじくも鳴るや み神楽たゞ深し天の青原雲が燃す白金環と白金の黒の窟を日天子奔せ出でたまふ
宮沢賢治 雪峡 青空文庫
祭日〔二〕宮沢賢治アナロナビクナビ睡たく桐咲きてに瘧のやまひつたはるナビクナビアリナリ赤き幡もちて草の峠を越ゆる母たちナリトナリアナロ御堂のうすあかり毘沙門像に味噌たてまつるアナロナビクナビ踏まるゝ天の邪鬼四方につゝどり鳴きどよむなり
宮沢賢治 祭日〔二〕 青空文庫
温泉はやはり山の谷のやうな所に、そこだけで一廓をなしてゐなければいけない。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
顧れば間から東方の霞沢岳連峰の木山には、どす玄い雨雲が、甘藍の大葉を巻いたように冠ぶさって、その尖端が常念一帯の脈まで、包んで来ている、雪の流は碧い石や黄な石をひたして、水嵩も多くなって、樺青く雪白い間を走って行くのが、遙かに瞰下されて、先は森林の底に没している。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
今来た路の方を振り向くと、間の底から、大霧は雪を包んで乱舞を始めている、それは噴火口の底から、硫烟が幾筋も縺れ合い、こんぐらかって、騰上するようである。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
山下の村人に山の名を聞くと、あれが蝶ヶ岳で、三、四月のころ雪が山のに、白蝶の翅を延しているように消え残るので、そう言いますという。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
しかしてどこから見ても、神河内を統御する大帝は穂高岳で、海抜五千七百尺の神河内から聳ゆること更に五千尺に近く、梓の濶流も、支線の小流も、その間の幾十反の点々たる平地も、何もかも一切包まれた谷は、神つ代の穂高見の命の知ろし召す世界である。
小島烏水 梓川の上流 青空文庫
水成岩の間を流れるだけあって、どこか、赤石山下の、小渋川に似ている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫