竹の節
たけのふし
名詞
標準
node (joint) of a bamboo
文例 · 用例
年上の子、先に立ちてこれらに火をうつせば、童らは丸く火を取りまきて立ち、竹の節の破るる音を今か今かと待てり。
— 国木田独歩 『たき火』 青空文庫
竹の節の裂るる音聞こえ火の子舞い立ちぬ。
— 国木田独歩 『たき火』 青空文庫
それはちょうど、竹の節を抜いて行くようなもので、節の一抜き一抜きに人生観は広げられて行くと説くのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
阿難よ、お前は幼い時出家して今日まで有漏のさわりを竹の節を抜ように順々に抜いて来た。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
巣竹の節はほそくなりゆき竹の根はほそくなりゆき竹の纖毛は地下にのびゆき錐のごとくなりゆき絹絲のごとくかすれゆきけぶりのやうに消えさりゆき。
— 萩原朔太郎 『蝶を夢む』 青空文庫
小指でしっかり竿尻を掴んで、丁度それも布袋竹の節の処を握っているからなかなか取れません。
— 幸田露伴 『幻談』 青空文庫
半井卜養という狂歌師の狂歌に、浦島が釣の竿とて呉竹の節はろくろく伸びず縮まず、というのがありまするが、呉竹の竿など余り感心出来ぬものですが、三十六節あったとかで大に節のことを褒めていまする、そんなようなものです。
— 幸田露伴 『幻談』 青空文庫
わたしはやっと竹の節を抜いたあとのような気の衰えを感じていた。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
この竹の節は特に太いね。この辺りで支えを作ろう。
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