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掛け衣

かけぎぬ
名詞
1
標準
文例 · 用例
」 今は、汚れをいとうひまもなく、延べのきせるを投げ捨てて、掛け衣をつかんで、投げ捨てると、両手で、死骸の首を抱き上げるように――「まぎれもない、浪路!
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
彼女はさながら或巧妙な彫刻家が女王の墳墓の上に据ゑる為に造り上げた雪花石膏の像か、或は又恐らくは、眠つてゐる少女の上に声もない雪が一点の汚れもない掛衣を織りでもしたかの如く思はれた。
LA MORTE AMOUREUSE クラリモンド 青空文庫
そしてわしは、同時に彼女の足が、白い掛衣の下で動いて、少しく捲いてある経帷子の長い真直な線を乱したとさへ思つた。
LA MORTE AMOUREUSE クラリモンド 青空文庫