丸天井
まるてんじょう
名詞
標準
arched ceiling
文例 · 用例
丸天井の絵はどこまでも丸天井式の夢幻的な構図着想でなければならぬ。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
船次第に沖に出づるからに陸やう/\遠ざかり、はては青き丸天井のみとなりぬ。
— 上田敏 『月』 青空文庫
彼方には夜目に白く堂々と巨大な丸天井をもった建物が浮び上っている。
— ――ソヴェト同盟の労働者はどんな文化設備をもっているか―― 『ドン・バス炭坑区の「労働宮」』 青空文庫
右手に持ったマキリを赤い光線に透かしてみると、眼と口を真白く見開いて、声のない高笑いを笑いながら、おもむろに仄暗い丸天井を仰ぎ見た。
— 夢野久作 『白菊』 青空文庫
D 三越の八階の丸天井の真下を、母が雲に乗った如く平気で歩いている。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
研究室は直径二間半、高さ一間半ばかりの円筒形で、丸天井をいただき、側面に一定の間隔でおなじ大きさの窓が並んでいた。
— 甲賀三郎 『蜘蛛』 青空文庫
欧州でも、この出発をもち、かの丸天井のロマネスクの教会風な威厳のコケ威しは、その残存物である。
— ――大衆に奉仕する一大組織体へ 『図書館協会六十周年に寄せて』 青空文庫
どうも、アリストテレスの訳文として、初めてこの言葉は、何か丸天井の建築の尖塔の先のような、有用と云うよりも威厳を導き出すところの「基本体的主体」の意味をもったらしい。
— 中井正一 『言語は生きている』 青空文庫
作例 · 標準
大聖堂の広大な丸天井には、聖書の一場面を描いた壮麗なフレスコ画が広がっていた。
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議事堂の丸天井を見上げると、精巧な装飾が施されており、その歴史の重みを感じる。
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響きの良い丸天井の下で、合唱団の歌声が美しく反響していた。
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