文苑
ぶんえん
名詞
標準
anthology
文例 · 用例
序ながら菅原家は編史事業に關係したのであるが、其の續紀等の序文は之れを唐文粹、文苑英華等の中へそつと入れて置けば、支那人が見ても日本人の作と云ふ事が分らぬ程巧いものである。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫
類書としては三通、又大平御覽、册府元龜、文苑英華を三大書とし、藝文類聚、初學記、北堂書抄を唐の三書として擧げたるなど、皆其の選擇の當を得たるを見るべく、本草學、脈學、醫方學を專門の學とし、醫は暦術と同じ後世ほど委くなるべしといへるも、學術に對する理解の非凡なるを見るに足る。
— 内藤湖南 『敬首和尚の典籍概見』 青空文庫
五ページを見て三ページを見て四ページを見て復一ページに返り論説雑録文苑などこまかく見る。
— 正岡子規 『明治卅三年十月十五日記事』 青空文庫
大正十五年十二月(『少年科学探偵』文苑閣、一九二六年一二月、所収)
— 小酒井不木 『『少年科学探偵』序』 青空文庫
國會文苑に出でし戲曲論中、戲曲の標準の條にて、忍月居士は逍遙子の所謂「ドラマ」をさながらに戲曲のことゝ看做して反駁を試みつ。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
われは逍遙子が縱令その量をせばめずとも、少しく用の有無を顧み、利害なき「バクテリヤ」を措いて、蝶になるべき※を取り、再びは世の無頼子に牛刀鷄を割く(文苑)といはれざらむを望む。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
(文苑、明治二十四年九月)(明治二十四年九月)早稻田文學の沒理想 逍遙子この頃記實家となりて時文評論を作る。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
試に『後漢書』の儒林・文苑の二傳に、專傳をもつて居る六十四人――材料としては聊か不充分で、又不適當かも知れぬが――を本として、東漢二百年間に於ける人材分布の樣子を、今の地理に當てて調査すると、上の如き結果を生ずる。
— 桑原隲蔵 『晉室の南渡と南方の開發』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年書き溜めた詩やエッセイをまとめ、私家版の文苑として出版した。
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図書館の片隅で、明治時代に編纂された古い文苑のページを静かにめくる。
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この雑誌は若手作家の登竜門として知られ、毎月素晴らしい短編小説が文苑を飾っている。
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