労役
ろうえき
名詞
標準
work
文例 · 用例
あれはこの動物にとっては全く飼主の曲馬師から褒美の鮮魚一尾を貰うための労役に過ぎないであろうが、娯楽のために入場券を買ってはいった観客の眼には立派な一つの球技として観賞されるであろう。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
動物の場合にはこれらの球技は直接間接に食うための労役である。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
平時には、商工業の機械工場で、不断の労働の規則に取り囲まれ、道具の奴隷となり、ペンの奴隷となり、才能の奴隷となり、又は、何か他の物の奴隷となって、朝から晩まで休息することもなく日々の労役に曳きずられる君よ。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
截られて居る雑木の大部分を占めて居る大人の拳位な太さのくぬぎの木肌は、誠実な労役を経た、老いた農夫の掌の様な、ひびだらけな上皮の、暗紫色へ、ほろほろ、と白い浮粉が吹き交ざった様な枯淡ななつかしみをかやに与えるのであった。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
「私、行つてきますわ、労役へ。
— 平出修 『計画』 青空文庫
私が労役に行くと云ふことも、畢竟は貴方の御意思通りに従はうと云ふにすぎません。
— 平出修 『計画』 青空文庫
私は労役に服してそこに平和を発見して来ようと思つてるんですもの。
— 平出修 『計画』 青空文庫
彼が労役に行くと云ふ決心も、我を欺き世間を欺く一つの手段にさへ過ぎないと思はれた。
— 平出修 『計画』 青空文庫
作例 · 標準
彼は罰金が払えなかったため、代わりに労役で罪を償うことになった。
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裁判官は彼に30日間の労役を命じた。
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彼は労役を終え、ようやく自由の身となった。
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