花を咲かせる
はなをさかせる
表現動詞-一段
標準
to enliven (e.g. a conversation)
文例 · 用例
古い大木となって、幹が朽ち苔が生えて枯れたように見えていても、春寒の時からまだまだ生きている姿を見せて花を咲かせる。
— 黒島傳治 『短命長命』 青空文庫
それでこの一編はもちろん学術的論文でもなんでもなくて、ただの随筆に過ぎないのであるが、だれかがこの中からちゃんとした論文の種を拾い上げ培養して花を咲かせるという事についてはなんの妨げもないであろう。
— 寺田寅彦 『人魂の一つの場合』 青空文庫
ちょうど「泥中の蓮の花」のように、雑多な野心や誘惑や愛欲の真只中に生活しながらもその汚れに染まず、しかもその欲望、誘惑をうまく消化善用して立派な人格完成、絶対の安心、無上の幸福という花を咲かせるのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
春風駘蕩の美徳もうらやましいものには違ひないが、私はやはり祖先のかなしい血に、出来るだけ見事な花を咲かせるやうに努力するより他には仕方がないやうだ。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
紫木蓮は若葉のにぎやかなイルミネーションの中からはでな花を咲かせる。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
紫木蓮は若葉の賑かなイルミネーションの中から派手な花を咲かせる。
— 寺田寅彦 『木蓮』 青空文庫
樹の実でも花でも、十二分に実らせ十二分に花を咲かせる時は、収穫も多く美観であるに違いない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
初春らしく霞を帯びた空の下に、いつ花を咲かせるのかとたよりなく思われる木の多い中に、梅だけが美しく花を持っていて特別なすぐれた木のように思われたが、緑の階隠しのそばの紅梅はことに早く咲く木であったから、枝がもう真赤に見えた。
— 末摘花 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼女が話に花を咲かせている間、彼はじっと聞き入っていた。
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旧友たちとの再会で、思い出話に花を咲かせた。
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「みんなで旅行の計画に花を咲かせようよ!」と彼は提案した。
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標準
to become successful and well known
作例 · 標準
長年の努力が実を結び、彼はついに大輪の花を咲かせた。
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無名だった彼女が、国際的な舞台で花を咲かせるとは誰も予想しなかった。
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「これまでの苦労が報われて、ようやく花を咲かせることができたね!」と仲間が祝福した。
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