七本
ななほん
名詞
標準
seven (long cylindrical things)
文例 · 用例
各々が受持った五本又は七本の、導火線に点火し終ると、駈足で登山でもするように、二方の捲上の線路に添うて、駆け上った。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
」と曖昧に塩入れ場の前に六尺の天秤棒や、丸太棒やを六七本立てかけてある方に顎をちょいと突き出して搾り場を通り抜けて行ってしまった。
— 黒島傳治 『まかないの棒』 青空文庫
丈より高い一|面の雑草の中に、三本、五本また七本、淡い紫の露の流るゝばかり、且飛ぶ処に、茎の高い見事な桔梗が、――まことに、桔梗色に咲いたのであつた。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
この七本竹の継棹なんぞ、私には勿体ないと思うたが、こういう時は役に立つ。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
「……ハッハッハッ……ザマを見ろ……アハアハアハアハ」七本の海藻 曇り空の下に横たわる陰鬱な、鉛色の海の底へ、静かに静かに私は沈んで行く。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
蒼白い、燐光の中に、真黒く、ハッキリと……数えてみると合計七本あった。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
七本のまん中にある一番|丈の低い袋の中から洩れ出したのであろう……。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
虫も殺さぬ大慈大悲のお釈迦さまだって、そのお若い頃、耶輸陀羅姫という美しいお姫さまをお妃に迎えたいばかりに、恋敵の五百人の若者たちと武技をきそい、誰も引く事の出来ない剛弓で、七本の多羅樹と鉄の猪を射貫き、めでたく耶輸陀羅姫をお妃にお迎えなさったとかいう事も聞いている。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
作例 · 標準
お父さんが絵を描くために、新しい鉛筆を七本買ってきた。
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彼女は花瓶に、庭で摘んだ花を七本挿した。
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「そういえば、この箱に竹串が七本入ってたな」と母が言った。
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