療
療
名詞
標準
文例 · 用例
大事に使えば生涯使えぬこともないが、ぞんざいに使えば直ぐにこわれる、治療したって駄目じゃ只眼を大事して居ればよい。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
昨日の夢で怪我をした私は、今夜の夢で病院へ入院し、醫師の治療を受けねばならぬ。
— 萩原朔太郎 『夢』 青空文庫
とにかく僕は、最近漸くにして自己の孤独癖を治療し得た。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
何よりも治療が第一。
— 萩原朔太郎 『病床生活からの一発見』 青空文庫
正に今日に於ける僕等の醫療は、その「失はれた耳の健康」を新たに囘復することでなければならぬ。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
現代の通用化した日本語が、時代の過渡期混亂によつて、悉く皆音痴的に病疾されたものだとすれば――正にまたその通りであるが――時代の新しい更生教育は、何より先づその醫療に努めねばならないのである。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
妻は彼れの出勤してゐる病院で療治を受けてゐた。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
』それから一寸置いて、ちがつた字体で、『やつぱり迷はず和漢の療法を守つてゐればいいのだね。
— 中原中也 『亡弟』 青空文庫