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来和

らいわ
名詞
1
標準
文例 · 用例
出島は年来和蘭人の居留地で、欧洲兵乱の影響も日本には及ばずして、出島の国旗は常に百尺竿頭に飜々して和蘭王国は曾て滅亡したることなしと、今でも和蘭人が誇て居る。
福翁自伝 福翁自伝 青空文庫
来和漢にて孝行を勧めたる話ははなはだ多く、『二十四孝』をはじめとしてそのほかの著述書も計うるに遑あらず。
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
私が多年来和算史の研究に従事しつつこれが準備に幾多の歳月を費やしたのはこれがためである。
三上義夫 文化史上より見たる日本の数学 青空文庫
来和気アイアイなどといふものではあり得ない。
坂口安吾 散る日本 青空文庫
来和服、下駄等は、ひとりでブラブラなり、シャナリシャナリなり、往来を歩くには適しているだろうが、多数の人が乗る電車やバスに着て乗っては、他人は迷惑であり、当人にとっては危険である。
石川欣一 山を思う 青空文庫
来和紙の新しい気運は俄然として、この静な一村から起つた。
柳宗悦 和紙十年 青空文庫
朝敵と云へば、維新以來舊幕政府の一類共に何か不審の筋あり云々等の事ならば、先づ古來和漢の例に於ても、國民前政府を慕ふとか云ふ意味にて、隨分世にあるまじき嫌疑に非ざれども、幕府滅却の後は斷へて其痕跡を見ざるのみならず、舊幕府の談は政治社會に於て信に意に介する者もなきに非ずや。
福沢諭吉 帝室論 青空文庫
尤も「チヌノウミ」は元來和泉の南部のチヌといふ所の沖を稱したのではあるが‥‥。
伊東忠太 國語尊重 青空文庫