臣人
しんじん
名詞
標準
文例 · 用例
「日本国天皇、|告諸外国帝王及其臣人。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
柿本ノ朝臣人麻呂にしてからが、倭の和邇氏の分派であり、其本貫、其同族を参考にしても、山に関係が深いのである。
— ――序説として―― 『唱導文学』 青空文庫
文麻呂 (厳かに)柿本ノ朝臣人麻呂。
— 加藤道夫 『なよたけ』 青空文庫
右の人麿の歌の次に、柿本朝臣人麿の妻依羅娘子人麿と相別るる歌として、『な念ひと君はいへども逢はむ時いつと知りてか吾が恋ひざらむ』(巻二、一四〇)が載つて居り。
— 斎藤茂吉 『人麿の妻』 青空文庫
巻四(五〇四)、柿本朝臣人麿の妻の歌一首の妻は誰か。
— 斎藤茂吉 『人麿の妻』 青空文庫
柿本朝臣人麿歌集出といふのの中には恋歌が可なりあり(巻九、一七八二、一七八三参照)、その中に実際の人麿作もあり得るとせば、以上の二人の妻のほかに幾人かの恋人がゐたものと想像してかまはぬのである。
— 斎藤茂吉 『人麿の妻』 青空文庫
○玉藻かる敏馬を過ぎて夏草の野島の埼に船ちかづきぬ 〔巻三・二五〇〕 柿本人麿 これは、柿本朝臣人麻呂|旅八首は、純粋の意味の連作でなく、西へ行く趣の歌もあり、東へ帰る趣の歌もある。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫