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足弱

あしよわ
形容動詞名詞
1
標準
having weak legs
文例 · 用例
うち拓けた常識の国から、未萌の神秘の国へ探り入る気ずつなさはあったが―― 甲斐々々しくとも足弱の女の旅のことである。
岡本かの子 富士 青空文庫
そうして第八日第九日目を十分に休養した後に最後の第十日目に一気に頂上まで登る、という、こういうプランで遂行すれば、自分のような足弱でも大丈夫登れるであろう。
寺田寅彦 浅間山麓より 青空文庫
それでそんなとき――ことに食事のときなどは、彼らの足弱がかえって迷惑になった。
梶井基次郎 冬の蠅 青空文庫
足弱の道連れなど思いも及びませぬ。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
これは氏郷に取っては旅行に足弱を托けられたようなもので、何事も無ければまだしも、何事か有った時には随分厄介な事で迷惑千万である。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
別して先方は足弱だ
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
」 と、いうとともに、胆略も武勇もない、判官ならぬ足弱の下強力の、ただその金剛杖の一棒をくらったごとく、ぐたりとなって、畳にのめった。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
これがなかろうもんなら、わざわざ足弱を、暮方にはなるし、雨は降るし、こんな山の中へ連れて来て、申訳のない次第だ。
泉鏡花 縁結び 青空文庫
作例 · 標準
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