幻辞.com

日掛け

ひがけ
名詞
1
標準
daily installment
文例 · 用例
自分の毎日掛けてゐるのよりも大變柄が好かつたので、價を聞いて見樣かと思つて、半分店の中へ這入りかけたが、明日から襟飾りなどを懸け替た所が下らない事だと思ひ直すと、急に蟇口の口を開けるのが厭になつて行き過ぎた。
夏目漱石 青空文庫
附合ひは皆上の人と同じ様に出す、そうして取るものは十分の一しか取れないといふ様な具合でしたから、長火鉢の引出しを開けると何時も日掛けの通ひが何冊もはいつてゐる。
談洲楼燕枝(二代) 燕枝芸談 青空文庫
尤も今は生活も変つて来まして幾ら貧乏してゐる噺家でも日掛けの通ひを二冊も三冊も家へ置いたと言ふ話は無くなりました。
談洲楼燕枝(二代) 燕枝芸談 青空文庫
「そういう私も、あの時分は日掛けの金が払えなくって家へ帰れず、本間さんの二階へ転がり込んでいたんですが、ね」 もう七十幾つになるだろう、思えば元気な左楽老人、つるつるの赤茶けた頭を撫でまわしながら、思い出深げにこう語った。
正岡容 随筆 寄席風俗 青空文庫
その天才が閃くのは思ひがけない発見の中にであり、その点では同時代人の中にも先人の中にも彼女に如くものはないのである。
中原中也 デボルド―※ルモオル 青空文庫
7 或る日の朝、珍らしく早起きして床を片づけてゐる所へ、思ひがけなく芥川君が跳び込んできた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
そして或る朝、思ひがけない自殺の報傳に接したのである。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
お前はまだ寐ないのかえ、と障子の外から聲をかけて、奧さまずつと入り玉へば、室内なる男は讀書の腦を驚かされて、思ひがけぬやうな惘れ顏をかしう、奧さま笑ふて立ち玉へり。
樋口一葉 われから 青空文庫
作例 · 標準
昔の商店主たちは、日掛けの集金に来る銀行員と世間話をするのが日課だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「毎日コツコツと日掛けで貯金してきたおかげで、ようやく念願の店を持てたよ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
日掛け預金は少額から始められるため、家計の管理に役立てている主婦も多かった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview