蔽膝
蔽膝
名詞
標準
文例 · 用例
程なく大母の蔽膝の下に息らふべければ、客人も心安くおぼせよ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
侯は特に一種の蔽膝を裁せしめて与へたさうである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
座布団と蔽膝との事は曾能子刀自の語る所に従つて記す。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
標識に蔽膝と柄杓とを選んだ所以である。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫
灰色の毛皮の敷物の端を車の後に垂れて、横縞の華麗なる浮波織の蔽膝して、提灯の徽章はTの花文字を二個組合せたるなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫