金めっき
きんめっき
名詞
標準
文例 · 用例
「おとよさんちょっとえい景色ねい、おりて見ましょうか、向うの方からこっちを見たら、またきっと面白いよ」「そうですねい、わたしもそう思うわ、早くおりて見ましょう、日のくれないうちに」 おとよは金めっきの足に紅玉の玉をつけた釵をさし替え、帯締め直して手早く身繕いをする。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
平屋根の上には、一だんたかく、金めっきしたりっぱな円屋根がそびえていました。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
金めっきをした円屋根とそのまわりの金の球が、わたしの光を受けて、きらきらと輝いています。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
床から天井まで、まばゆいほどの色彩と金めっきをほどこした絵がかかっていました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
けれども、それは木でこしらえてあって、それに色彩をほどこし、金めっきをしたものなのです。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
その金めっきをした木は虫に食いあらされています。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
そこにはストーヴ、ベッド、坐る場所、そこで生まれた家の赤んぼ、絹のパラソル、金めっきの縁のついた鏡、樫若木に釘づけにした新しい特許コーヒー挽き――全部でそれだけであった。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
たゞ鞘の上に飾つてあつた、金めっきをした銅などの部分だけが、わりあひによく殘つてゐるだけであります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫