通せんぼ
とおせんぼ異読 とおせんぼう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞多音語
標準
blocking the way
文例 · 用例
また或村の子供達は、良寛さんを見ると、みんな手をつなぎ合つて道をさへぎつて、通せんぼをするのであつた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
ある日僕は玉子さんを道に要して通せんぼをした。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
そしてそれを望みで僕はよく彼女を通せんぼした。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
「何を為されます」「通せん坊、通せんぼ」 南玉は、両手を拡げて、足踏しながら、深雪の行方をふさいだ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
今ごろどこへ」 橋本と節ちゃんと道ちゃんとが、通りすがりに手をつないで、通せんぼをして見せた。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
ノルマンは、無言で、竹見の間に、通せんぼうをして立つ。
— 海野十三 『火薬船』 青空文庫
ハハハハハハハ」 通せんぼうのように両手をひろげて、その笑いは、もうまるで怪鳥の啼き声のよう……あわれ脇本門之丞、痴欲に心狂ったかと見えます。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
思い思いにはんぱな服装をした三下が、めいめい一かどの悪らしい顔つきで、雲助然と通せんぼうをしている。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちが道で通せんぼして遊んでいる。
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彼は僕の行く手を阻むように通せんぼをした。
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「通せんぼはやめて、早く帰りましょう。」と母が言った。
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