漫語
まんご
名詞動詞-サ変
標準
rambling talk
文例 · 用例
暫く話の絶えける間に荒尾は何をか打案ずる体にて、その目を空く見据ゑつつ漫語のやうに言出でたり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
浮浪漫語辻潤 自分はなによりもまず無精者だ。
— 辻潤 『浮浪漫語』 青空文庫
この漫語は一まずこれで切りあげよう。
— 辻潤 『浮浪漫語』 青空文庫
或は地図などを持出して、地図の色は斯う/\云う色ではないか、自から此処が境だと云うと、露西亜人の云うには、地図の色で境が極れば、この地図を皆赤くすれば世界中露西亜の領分になって仕舞うだろう、又これを青くすれば世界中日本領になるだろうと云うような調子で漫語放言、迚も寄付かれない。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
例えば芸妓など言う賤しき女輩が衣裳を着飾り、酔客の座辺に狎れて歌舞|周旋する其中に、漫語放言、憚る所なきは、活溌なるが如く無邪気なるが如く、又事実に於て無邪気|無辜なる者もあらんなれども、之を目して座中の婬婦と言わざるを得ず。
— 福沢諭吉 『新女大学』 青空文庫
この文は西洋の新聞紙等より抜きたるものにして、必ずしもその記事の醜美を撰ぶにあらざれば、時々法外千万なる漫語放言もあれども、人生の内行に関するの醜談、即ち俗にいう下掛りのこととては、かつて一言もこれを見ず。
— 福沢諭吉 『日本男子論』 青空文庫
若し夫れ歌の上ならば、正岡子規の「歌人に与ふる書」や斎藤茂吉氏の「童馬漫語」や島木赤彦氏の「歌道小見」を御覧なさい。
— 芥川龍之介 『文芸鑑賞講座』 青空文庫
童馬漫語類の与えた影響は、よい様で居て極めてわるいものである。
— 折口信夫 『歌の円寂する時』 青空文庫
作例 · 標準
酔った彼は、とりとめのない漫語を話し続けた。
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会議中に彼の漫語を聞き続けるのは、正直退屈だった。
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彼女は、自分の考えを整理せずに漫語をまくし立てた。
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