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練達

れんたつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
expert(ise)
文例 · 用例
……台所で働く女中の身体のこなしまでも、しかもそれが練達洗練された三昧に入っている所作である限り……その心境がその仕事に対して純一無雑である限り……そこに能楽の型と同じ真実味の横溢した「人間美」が後光を放っているではないか。
夢野久作 「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能 青空文庫
武術に練達していなければ、絶対に胆がすわらない。
太宰治 花吹雪 青空文庫
釈宗演和尚は人も知る禅風練達の英僧、且つ雄弁家で的野代議士の崇拝の的であった。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
これは、従来の朝廷の高官は、藤原氏の人々で、必ずしも練達堪能の士ではないので、新らしい人材を抜擢して、実際的な政治を行ふために、院政と云つた形式が案出されたのではなからうか。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
天皇は、その草稿を御嘉納あそばされ、新たに枢密院を設けられ、国家の元勲と練達の士とを集めて、逐条御諮詢、その審議を聞召さるゝこと八箇月に及んだ。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
そして、さすがに練達の作家だと舌を巻いた。
牧野信一 浪曼的月評 青空文庫
二 ムカデ凧の上げ方は、余程の練達を要すると見え、従つて其処に興味も深い仕儀ではある。
牧野信一 山峡の凧 青空文庫
つまり、描く順序の練達者である。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年の修行を経て、書道の分野で練達の域に達した。
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あのピアニストの練達した指さばきから生まれる音色は、聴衆を魅了してやまない。
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いかなる技術も、練達するためには日々の地道な努力が不可欠である。
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