辺り一帯
あたりいったい
表現
標準
all around
文例 · 用例
「一言注意して置く、此の辺り一帯は尚敗残兵が徘徊している。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
ですから、仮りにこの室に侵入しようとするものがあれば、自分の姿を認められないために、まず手近にある三つの開閉器を捻り、この辺り一帯を暗黒にしなければならないでしょう。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
その辺り一帯は、今も残る通りの凹地であって、底には池があった。
— 宮島資夫 『四谷、赤坂』 青空文庫
その辺り一帯はまたねむの大樹がいと多く涼風裡に美しく葉裏をひるがへしては常に遊客の目を喜ばせた。
— 正岡容 『山の手歳事記』 青空文庫
店頭のお客様が大切 本郷の大学付近は、今は他の発展に圧されて目立たなくなったが、その時分はあれで学者学生の生活を中心に、その時代としての新鮮味を盛り、それらの店の中には本郷の何々といわれてかなり魅力を持ったものがあり、あの辺り一帯なかなか活気のあったものである。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
いつの間にか、夏の海の香りに混じって、酩酊しそうな甘い香りが辺り一帯に漂っている。
— 澤西祐典 『くじらようかん』 青空文庫
健一はふと、伯母の家の辺り一帯が祖父母の土地であったことを思い出した。
— 澤西祐典 『くじらようかん』 青空文庫
また辺り一帯には松の疎林があり、樹間をとおして広々とした田野がみえる。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、辺り一帯について考えています。
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辺り一帯の原理は複雑である。
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