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索莫

さくばく
形容詞-たる副詞-と
1
標準
dreary
文例 · 用例
山里は冬ぞ寂しさまさりけり――まさかにそれほどでもないが、庭のかれ芒が木がらしを恐れるようになると、再びかの荒凉索莫がくり返されて、宵々ごとに一種の霜気が屋を圧して来る。
大久保にて 郊外生活の一年 青空文庫
私はその日一日はなはだ索莫たる気持で、いろんな先生の講義を聞いた。
太宰治 惜別 青空文庫
貞淑な夏姫が家に来てから、頓に索莫となった身辺を顧みて、彼は愕然とする。
中島敦 妖氛録 青空文庫
私の一身も春といふ期間に於て索莫たる境涯に在つたのである。
長塚節 隣室の客 青空文庫
私は兎に角こんなことであつたから性情が何等の抑制もなく発達して行つたならば曠野のうちに彷徨ふやうな索莫たるものではなかつたであらう。
長塚節 隣室の客 青空文庫
人情の世界から一段高い所に放り上げられ、大勢の臣下の中央にありながら、索莫たる孤独を感じているのが、わが忠直卿であった。
菊池寛 忠直卿行状記 青空文庫
あたりはやがてひいやりと野分ふく秋の末のように、不思議な索莫さに閉ざされて来た。
原民喜 長崎の鐘 青空文庫
実に荒涼|索莫、わたしは遠い昔にさまよい歩いた満洲の冬を思い出して、今年の春の寒さがひとしお身にしみるように感じた。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
作例 · 標準
彼の考え方は、昨非今是と言えるほど、180度変わってしまった。
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時代の変化とともに、人々の価値観も昨非今是と変化していく。
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かつては悪だとされていたことが、今では正義とされる。まさに昨非今是の世の中だ。
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索莫(さくばく) — 幻辞.com