小焼け
こやけ
名詞
標準
文例 · 用例
「夕焼け小焼けに日が暮れて……」――女の子が三、四人声を張り上げて歌っているのが、遠くに聞えていた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
子供等と一緒に『夕焼け小焼け、明日、天気になーれ』と歌ったり、または歌わせたり致しました。
— 小泉節子 『思い出の記』 青空文庫
お前はその柳の梢に、たつた一羽止まつてゐたが、「夕焼け、小焼け、あした天気になあれ。
— 芥川龍之介 『動物園』 青空文庫
やがて今日も坂上にのみ残って薄明も坂下から次第に暮れ初めると誰からともなく口々に、「夕焼け小焼け、明日天気になあれ」 と子供らは歌いながらあっちこっちの横町や露路に遊び疲れた足を物の匂いの漂う家路へと夕餉のために散って行く。
— 水上滝太郎 『山の手の子』 青空文庫
傾斜に添うて妙に白々とした光が流れて来、どこかで子供が歌っていた――夕焼け小焼けで日が暮れて山のお寺の鐘がなる 十数年来のよき山の友である大町のSは「ああ、石川さんも山へ来て子供のことを考えるようになった」と、淋しそうだった。
— 石川欣一 『可愛い山』 青空文庫
子供 (声)夕焼け、小焼け、あしたも天気になあれ。
— 長谷川伸 『一本刀土俵入 二幕五場』 青空文庫
夕焼け、小焼け、あしたも天気になあれ。
— 長谷川伸 『一本刀土俵入 二幕五場』 青空文庫
朝焼け夕焼け朝焼け小焼け、ひつじかいの気がかり。
— 北原白秋訳 『まざあ・ぐうす』 青空文庫