やっちゃ場
やっちゃば
名詞
標準
fruit and vegetable market
文例 · 用例
やっちゃ場の跡が広い町になったのは見るたびに嬉しい。
— 正岡子規 『車上の春光』 青空文庫
あのやっちゃ場のわきの狭い道で多勢の貧民にとりまかれて巡査に電話をかけさせて居る自分等を見てくれ。
— 一九一六年(大正五年) 『日記』 青空文庫
少し八幡坂の方へ寄った所には、広い土間を屋根の下に囲い込んだやっちゃ場もあった。
— 夏目漱石 『硝子戸の中』 青空文庫
三島神社のある通りに出て、永藤という屋号のパン屋の横町だったかの狭い露地を通りぬけると、そこはもう根岸で幼稚園は鶯谷へ出る途中のやっちゃ場(青物市場)の近くにあった。
— 小山清 『生い立ちの記』 青空文庫
当時一仕事した連中は、何かの便利から、大抵そのうねった路を抜けて、やっちゃばの方へ出たり、田端へ出たりしたものらしい。
— 宮本百合子 『からたち』 青空文庫
菊人形宮本百合子-------------------------------------------------------【テキスト中に現れる記号について】:ルビ(例)鏑木:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定(例)やっちゃば通りまでできた。
— 宮本百合子 『菊人形』 青空文庫
菊の花の造花や、薄でこしらえた赤い耳の木菟を売るみやげやが、団子坂上からやっちゃば通りまでできた。
— 宮本百合子 『菊人形』 青空文庫
作例 · 標準
朝早くからやっちゃ場は活気にあふれていた。
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祖父は昔、やっちゃ場で働いていたとよく話していた。
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やっちゃ場には、珍しい地方野菜も並んでいる。
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