号令一下
ごうれいいっか
名詞
標準
handed-down order
文例 · 用例
たとえば工場の仕事の合間に号令一下で体操をやってまた仕事にとりかかる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
「作業はじめえ――」 大佐の号令一下、機械は「ごォーッごォーッ」と獣が咆えるような声を立て、職工が振り上げる鉄槌の、鋼鉄を打つ音が、ガンガン岩の壁にこだまして鳴りひびき、青白い電気の火花がパチパチ散り、高熱炉の中では、本多鋼鉄が真紅に焼けただれて、「じゅッじゅッ」とすさまじい音を立てはじめた。
— 平田晋策 『昭和遊撃隊』 青空文庫
客席には白いユニホームを着た男が行列をしていましたが、号令一下私に敬礼をしましたので、私は番兵だと思い、案内した裁判長に、囚人は一体どこにいますか、と伺いましたら、今あなたに敬礼したのが囚人です、というお答え、私はびっくりいたしました。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
しかし、号令一下、整然と林檎の樹を倒すといふことは、こいつはフランス人にはできませんと云ふのだ。
— ――某氏との談話―― 『文芸雑談』 青空文庫
もちろん四機の偵察機隊は、ラスキン大尉の号令一下、みごとな隊形をととのえて、英本国の空さして引き上げて行ったのであった。
— 海野十三 『海底大陸』 青空文庫
正確なその時間に、左倉少佐の号令一下、まず噴射艇彗星一号が、するどい音を発して、さっと空中にとびあがった。
— 海野十三 『宇宙戦隊』 青空文庫
おい皆、すぐ、あそこへいって、火を消すんだ」 崖のところに腹ばって下を見ていた警官たちは、号令一下、すぐさま起上って、またオートバイにうち乗った。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
」 号令一下、わあっと、警官隊は剣や棒をふりかざして、火星人をめがけてうちこんでいった。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
作例 · 標準
社長の号令一下、全社を挙げてプロジェクトが始動した。
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指揮官の号令一下、部隊は即座に行動を開始した。
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彼は号令一下で全てを動かすことができる。
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