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浸酒

浸酒
名詞
1
標準
文例 · 用例
曾が二人の僕に一甕の薬浸酒を舁がしてきたので、二人はそれを飲みつくすことにして飲んだが、甕の酒はもうなくなりかけたのに、二人はなおまだ酔わなかった。
田中貢太郎 黄英 青空文庫
彼は自分の家には何がどれほどあるのやら、もうすっかり忘れてしまって、ただ憶えているのは、戸棚のどこかに、何かの浸酒の残りを入れた壜があって、それをこっそり誰かが盗んで飲まないように自分でちゃんと記号をつけておいたのと、それから鵞ペンや封蝋がどこにあるという位のことである。
または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 死せる魂 青空文庫
」と、彼は盃に浸酒をなみなみとついで、言葉をつづけた。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫