原稿稼ぎ
げんこうかせぎ
名詞
標準
living on one's writing
文例 · 用例
そして原稿稼ぎをする文士仲間でこれだけの家賃を払つてゐるのは、与謝野寛君と自分とだけだと言つて自慢してゐる。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
それは相当立派な役柄で、文筆による原稿稼ぎよりも、ずっと将来も有望なる職業だった。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
原稿稼ぎの方では、私などもすれつからしになつてゐて、碌でもない原稿で報酬を得ても感謝する氣なんか無くなつてゐるが、今度講演料を手にすると、あんな下らないおしやべりで報酬を貰つていゝものであらうかと、子供らしく感ぜられたのである。
— 正宗白鳥 『私も講演をした』 青空文庫
僕は原稿稼ぎに余念なく、「新婚旅行」の小説も書いたが、その中の女主人公は沈魚落雁的で気前もいい。
— 正宗白鳥 『空想としての新婚旅行』 青空文庫
「マルクス主義は論壇で原稿稼ぎに使われるような、そんな生やさしいものではないのである。
— 宮本百合子 『信義について』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年、原稿稼ぎで生計を立ててきたベテラン作家だ。
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若い頃は原稿稼ぎに憧れたが、結局別の道を選んだ。
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彼は小説家として原稿稼ぎをしながら、地方を転々としている。
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