八巻
はちまち異読 ハチマチ
名詞
標準
turban-like hat worn by officials in the Ryūkyū Kingdom
文例 · 用例
池の水の振動、いわゆるセイシについては、本多さんたちの調べた結果が、大学紀要の二十八巻の五に出ている。
— 寺田寅彦 『池』 青空文庫
八巻なり十巻なりの映写を退屈することなしに見ていられることが肝要であり、見たあとで全体としても細部としても深い感銘を印象されることが大切である。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
ところがいま、慧鶴が読んでみると、八巻二十八品ある大部のもので、彼の心を惹いたところは一つも無い。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
其の著わすところ、今古識鑑八巻ありて、明志採録す。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
スコットの四十八巻のウェイヴァリ・ノヴルズと同じ様な赤色の装釘で、全二十巻、千部限定版とし、私の頭文字を透かし入りにした特別の用紙を使うのだそうだ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
曾て、自分は「小学童話読本」八巻を編輯した。
— 菊池寛 『「小学生全集」について』 青空文庫
それより前に欧州人が実物を見る事極めて罕だったから、虎が餌を捕うるため跳る疾さをペルシアで箭の飛ぶに比べたのを聞き違えてかプリニの第八巻二十五章にこんな言を述べて居る。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
前に述べた川村竹治などはまるで較べ物にならぬ、その後プリニウスを読むと八巻三十五章に蛇が土と同色でその形を隠す事は一汎に知らる、九巻四八章に章魚居処に随って色を変ずとあった。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
琉球王国の役人は、特徴的な八巻を被っていた。
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彼は琉球の歴史を研究しており、八巻の形状に詳しい。
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資料によると、八巻の色で役人の位が分かったそうだ。
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