外構
がいこう
名詞
標準
文例 · 用例
横浜という所には似もつかぬような古風な外構えで、美濃紙のくすぶり返った置き行燈には太い筆つきで相模屋と書いてあった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
」 綺麗でも穢くても大抵のことは我慢する覚悟で、堀部君は彼に誘われて行くと、それは石の井戸を前にした家で、ここらとしてはまず見苦しくない外構えであった。
— 岡本綺堂 『雪女』 青空文庫
長い広い廊下によって、主屋と繋がれてはいたけれど、全く独立して立っている建物、外構えは純然たる和風ではあったが、内部の装飾は阿蘭陀渡りの、珍奇の品によってなされているところの、一宇の建物が八月二十七日の、星空の下に立っていた。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
家持は、門と門との間に、細かい柵をし圍らし、目隱しに枳殼の叢生を作つた家の外構への一個處に、まだ石城が可なり廣く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄つて行つた。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
家持は、門と門との間に、細かい柵をし囲らし、目隠しに枳殻の藪を作つた家の外構への一個処に、まだ石城が可なり広く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄つて行つた。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
家持は、門と門との間に、細かい柵をし囲らし、目隠しに枳殻の叢生を作つた家の外構への一個処に、まだ石城が可なり広く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄つて行つた。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
家持は、門と門との間に、細かい柵をし囲らし、目隠しに枳殻の叢生を作った家の外構えの一個処に、まだ石城が可なり広く、人丈にあまる程に築いてあるそばに、近寄って行った。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
八五郎を從へ、お勢に案内された平次、間もなく、思ひの外構へだけは大きい浪宅の入口に立つて居りました。
— 閉された庭 『錢形平次捕物控』 青空文庫
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外構(がいこう)とは、居住、生活する建物の外にある構造物全体を指す言葉である。それには門、車庫、カーポート、土間、アプローチ、塀、柵、垣根、などの構造物、それに庭木、物置、また後述する関連品も含まれる。
出典: 外構 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0