乗り越し
のりこし
名詞
標準
riding past (one's station)
文例 · 用例
誤解や面倒がる関門を乗り越して四郎の明澄性はそれらの町々の人の心をも捉えた。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
彼女は、乗り越したのではあるまいかと心配しながら、なお立って、停車場の構内をじろ/\見廻した。
— 黒島傳治 『電報』 青空文庫
雪原の割れ目などでも、橇で乗り越して行く時にくずれるさまなどから、その割れ目の状況や雪の固まりぐあいなどが如実に看取されるのである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
眼の届く限りに姿は見えないなと思う間もなく収穫小屋の裏木戸が開いて、斑入りの白い羽を半分開いて前に行くものの背を乗り越し乗り越し走り出た一群の鶏といっしょに、二人の童女が現われ出た。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
光之は一日だけ先へ乗り越した。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
さて綱利の到着するのを待ち受けて、その人馬を出したので、綱利は土山水口の駅で光之を乗り越した。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
宿屋の塀を乗り越して逃げるときに、踏みはずして、転げ落ちて、左の足を引っ挫いたので、遠くへ逃げることが出来なくなって、その治療ながら湯本に隠れていたんだそうです。
— 山祝いの夜 『半七捕物帳』 青空文庫
足軽が二人塀を乗り越してうちにはいった。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
作例 · 標準
寝過ごして乗り越しをしてしまい、慌てて引き返した。
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乗り越しをしてしまった場合、駅員に申し出れば精算できる。
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終点まで行こうとしたら、気づいたら乗り越ししていた。
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