話風
わふう
名詞
標準
文例 · 用例
その希臘神話風の服装で」「女は、殊に西洋人の女は、決してそういう扱いを嫌いなわけではありません。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
そういえば、たしか小学校の五年生の時にも対話風の綴方を書いていた。
— 織田作之助 『わが文学修業』 青空文庫
芋銭が人間的であるといふことに就いて、彼の日常生活の逸話風なものや、ゴシップ風なものはよく聞くことである、しかしそれは浅い興味をひいても、深い興味をひくことはない。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
まさに、ダンネベルグ夫人――易介と続いた、血みどろの童話風景である。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
それを、陰惨などというよりも、千怪万状の魁奇もここまで来れば、恐怖とか厭悪とかいう、感情などは既に通り越していて、まず一枚の、密飾画然とした神話風景といった方が、適切であるかも知れない。
— 小栗虫太郎 『失楽園殺人事件』 青空文庫
その意味で私は「歴史童話集」に三巻を割いて、歴史的大事件を童話風にかいて見ようと思ふ。
— 菊池寛 『「小学生全集」について』 青空文庫
作は常にお話風であることを恐れる。
— 田山録弥 『作者の言葉』 青空文庫
つとめて御話風の処を脱却しやうと心がけてゐる。
— 田山録弥 『動的芸術』 青空文庫