本紀
ほんぎ
名詞
標準
文例 · 用例
ところが『続日本紀』以下はそれが書き分けてない。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
次に『万葉集』『日本紀』の仮名についても同様で、以上三種の書について仮名の清濁の区別を挙げてあります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
日本紀に角子を「あげまきからわ」と訓してあるそうで、もしかすると「からわ」また「からは」は初めには頭を意味したかもしれない。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
「続日本紀には奈良朝前後に粛慎人及び渤海人が、日本海を渡つて来朝した記載がある。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
この夢を見た夜は寝しなに続日本紀を読んだ。
— 寺田寅彦 『LIBER STUDIORUM』 青空文庫
それで、「誰某は偉い奴だ、史記の列伝丈を百日間でスッカリ読み明らめた」というような噂が塾の中で立つと、「ナニ乃公なら五十日で隅から隅まで読んで見せる」なんぞという英物が出て来る、「乃公はそんなら本紀列伝を併せて一ト月に研究し尽すぞ」という豪傑が現われる。
— 幸田露伴 『学生時代』 青空文庫
それで、「誰某は偉い奴だ、史記の列伝丈を百日間でスッカリ読み明らめた」というような噂が塾の中で立つと、「ナニ乃公なら五十日で隅から隅まで読んで見せる」なんぞという英物が出て来る、「乃公はそんなら本紀列伝を併せて一月に研究し尽すぞ」という豪傑が現われる。
— 幸田露伴 『学生時代』 青空文庫
此様な不祥のある度に威を張るのは僧侶|巫覡で、扶桑略記だの、日本紀略だの、本朝世紀などを見れば、厭はしいほど現世利益を祈る祈祷が繰返されて、何程|厭はしい宗教状態であるかと思はせられる。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫