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耳目

じもく異読 じぼく
名詞頻度ランク #43290 · 青空 322
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標準
eyes and ears
文例 · 用例
「佛蘭西文學の旺盛時代たる路易第十四世の朝に於て、突如として一世の耳目を聳動し來れる一書あり、其の簡淨痛快にして靈犀奇警なる人世批評は、天下驚畏の中心となれり、本書是れ也。
太宰治 ラロシフコー 青空文庫
夜九時、大風|室を四匝せる石壁を透徹して雷吼す、駭魄して耳目きはめて鋭敏となり、昨夜御殿場旅館階上の月を憶ひ起し、一人|窃に戸を排して出で、火孔に吹き飛ばされぬ用心して、這ふが如く剣ヶ峰に到り、その一角にしがみ附きて観る。
――明治三十六年八月七日御殿場口にて観察―― 霧の不二、月の不二 青空文庫
そして単に考案を立てたばかりでなく、実際に色の写った写真を撮って当時の耳目を驚かせた。
寺田寅彦 天然色写真新法 青空文庫
しかし現象の性質上から通例狭い区域に短時間だけしか降らないものだとすれば、降るには降っても気象学者の耳目に触れない場合もかなりあるかもしれない。
寺田寅彦 凍雨と雨氷 青空文庫
木下秀吉が明智を亡ぼし、信長の後を襲いで天下を処理した時の勢も万人の耳目を聳動したものであった。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
かるが故にわれは今なお牧場、森林、山岳を愛す、緑地の上、窮天の間、耳目の触るる所の者を愛す、これらはみなわが最純なる思想の錨、わが心わが霊及びわが徳性の乳母、導者、衛士たり。
国木田独歩 小春 青空文庫
名士の家族であっただけにそのニュースは郷里の狭い世界の耳目を聳動した。
寺田寅彦 海水浴 青空文庫
これに関する新聞記事はおりからの陸軍大演習のそれと相交錯して天下の耳目をそばだたせた。
寺田寅彦 時事雑感 青空文庫
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標準
one's attention