呼び売り
よびうり
名詞
標準
peddling
文例 · 用例
呼び売りの露西亜パンの函を紐ながら首からはずして、快活に此方を見たところだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
飴屋の呼び売りのような声さえ町のほうから聞こえて来た。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
はだしの子供たちが船の下の桟橋で何か呼び売りしているのだ。
— 白夜幻想曲 『踊る地平線』 青空文庫
そして、その一つ一つの入口に、今朝はだしで魚を呼び売りしてたような女たちが、それぞれ木綿レイスの編み物なんかしながら客を待ってるのを見かけるだろう。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
(放浪者 には、その 百姓馬子 の 呼び売りが 最も 意味深く新開地 の 市街を 摘出する 様に 思はれた。
— 岩野泡鳴 『札幌の印象』 青空文庫
ばんよりはいりゃんせんか」と呼び売りしながら通って行く。
— 林芙美子 『風琴と魚の町』 青空文庫
故郷のA市で、貞之助はここ数年間、毎朝納豆の呼び売りをしていた。
— 宮本百合子 『小祝の一家』 青空文庫
それは、重宝の鞍・刀を盗み出して、月小夜の夫に手渡し、都も都、桜の門で呼び売りさせて、清平の目につく様にして、若が盗んで売らせるのだ、と言はせようといふ魂胆である。
— 折口信夫 『愛護若』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの呼び売りが、この地域ではまだ見られる。
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彼は自転車に野菜を積んで、町を呼び売りして回った。
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呼び売りの声が、夏の夕暮れ時に郷愁を誘う。
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