理外の理
りがいのり
名詞
標準
transcendental reason
文例 · 用例
しかしこの世のなかには理外の理がある、次の物語を読んだ諸君は、さてもこの世のなかには、そのような秘密――そのような不思議なことがあるかと、眼をまるくして驚くだろう。
— 押川春浪 『南極の怪事』 青空文庫
理外の理さえありと聞くこは家の外の家ならんか。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
実際、当時の諸新聞に掲げられた種々様々な推測の中には、この事件の背後には、何か理外の理ともいうべき超自然的な魔力が働いたのだと論ずるものすらあったほどだ。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
実に世には理外の理というものが有るものだと、右の江原が折々に人に語って生涯その疑惑が解なかったとの事。
— 岡本綺堂 『お住の霊』 青空文庫
いわゆる理外の理で、広い世界にはこうした不思議もあり得ると信じていた此の時代の人々としては、強いてその説明を試みようとはしなかったのである。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
その時に機械の間に、迷信とか、超科学の力とか、幽霊とか、妖怪とか、理外の理とかいうものが挟まったり、引っかかったりしているのを発見したかね。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
やっぱり理外の理って奴は、あるもんかなあ……タハハハ。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
調所殿の前ながら、世の中は、実学と理学ばかりで、理外の理が、侮蔑されている。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
作例 · 標準
彼の取った一見無謀な行動も、後になってみれば理外の理があったのだと気づかされた。
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世の中には科学だけでは証明できない、理外の理としか言いようのない出来事がある。
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師匠の言葉は矛盾しているように聞こえたが、そこには深い理外の理が隠されていた。
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ウィキペディア
『理外の理』(りがいのり)は、松本清張の短編小説。『小説新潮』1972年9月号に掲載され、1973年7月に短編集『巨人の磯』収録の1作として、新潮社より刊行された。
出典: 理外の理 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0