下職
したしょく
名詞
標準
subcontractor
文例 · 用例
――もっとも、下職も三人入り、破屋も金銀の地金に、輝いて世に出ました。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
そこの下職人が駆込んだ使いなんです。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
年上の女房に下職、小僧もいて、大学なぞへも出入りしていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
十九日、庚午、小笠原御牧の牧士と、奉行人三浦平六兵衛尉義村の代官と喧嘩の事有り、今日沙汰を経らる、此の如き地下職人に対し、奉行と称して恣に張行せしむるの間、動もすれば、喧嘩に及ぶ、偏に公平を忘るるの致す所なり、早く義村の奉行を改む可きの由仰出され、佐原太郎兵衛尉に付せらると云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
子供さんにも、お年玉を奮発して、下職への仕着も紋無しの浅黄にするといまからでも間に合いますから、お金の事など心配せず、まあ、わしたちに委せて、大船に乗った気で一つ思い切り派手に年越しをするんだね。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
実は渡り者の下職人、左の手を懐に、右を頤にあてて傾きながら、ばりかんを使う紋床の手をその鋭い眼で睨むようにして見ているのであった。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
髪結床の下職なんぞするもんじゃアありませんね、せめて字でも読めりゃ何とか言って近づくんですが、一の字は引張って、十文字は組違え、打交えは鷹の羽だと、呑込んでいるんじゃあ為方がありません、私あもう詰らねえ。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
しかるに、私の考えと、政吉の考えとは、どうも一致いたしませんで、政吉はまず差し当りの儲けを見て行くという意見で、たとえば私が下職の方の塗師の上手の方へやろうというのでも、政吉は安手の方の塗師重で済まして、手間を省こうという遣り口。
— 身を引いた時のことなど 『幕末維新懐古談』 青空文庫
作例 · 標準
成功のためには、地道な下地作りが何よりも重要だ。
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彼はもともと芸術的な下地があったので、デザインの才能がすぐに開花した。
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新しい塗装の前に、必ず錆止めの下地を塗布する。
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