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花綵

はなづな
名詞
1
標準
garland
文例 · 用例
厩の屋根下の床をなしてゐる汚れた板は厚い蜘蛛の巣の花綵で蔽はれ天井の隙間からは絶えず秣の種子のポロ/\落ちたのが灰色の蜘蛛のかけた粘膜に無數に懸つてゐる。
VIOLENT CREMATION 無法な火葬 青空文庫
いつも鎧戸を下したまゝの、二つの大きな窓には、同じ色の帷帳の花綵飾りが弛んで、半分覆うてゐた。
ブロンテイ ジエィン・エア 青空文庫
絨毯は敷かれ、寢臺の掛布は花綵で飾られ、かゞやくやうに眞白な寢臺の上掛は擴げられ、化粧臺も整へられ、家具も磨かれ、花瓶には花が盛られてあつた。
ブロンテイ ジエィン・エア 青空文庫
そして二人とも房々とした亜麻色の髪には、紫水晶と緑玉とを鏤めて桃金花の花綵を象った黄金の冠を戴き、裳裾長くすんなりと伸した素足には、革のサンダルを穿いていた。
橘外男 ウニデス潮流の彼方 青空文庫
燦爛眼も射らんばかり、幾十枚かの金貨で頭に花綵を戴いた、歴史の本で見るユリウス・ケーザルのごとき人物を表に鋳出し、裏に古代アッシリヤの軍船のごとき船の形を鋳出した、見る眼|眩い金貨であった。
橘外男 ウニデス潮流の彼方 青空文庫
長い金髪をふさふさと掻き上げて、そこに花綵を巻いて、微風は袖を翻し、裳裾を靡かせ、しかもゆったりと腰に纏うた飾帯の金銀宝石が陽の光に煌いて、さながら、これも名彫刻から脱け出てきたような、匂わしい気品と香気とを漂わせているのであった。
橘外男 ウニデス潮流の彼方 青空文庫
ふさふさと豊かに垂れた金髪に桃金花の花綵を結んで、薔薇色の頬、蒼穹のように澄み切った眸!
橘外男 ウニデス潮流の彼方 青空文庫
そして黙ってしばらくは、岸の桃金花を折って花綵を拵えていましたが、「一度、私、貴方にお話してみようと思っていたのですけれど……」 と、独語つともなく、私に話し掛けるともなく恍惚としたように言い出すのです。
橘外男 ウニデス潮流の彼方 青空文庫
作例 · 標準
祭りの飾り付けとして、色鮮やかな花綵が寺の境内に飾られた。
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古代ローマでは、勝利の証として兵士たちが花綵を身につけた。
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彼女は摘んできた花で、美しい花綵を編んでくれた。
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