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其処彼処

そこかしこ
代名詞
1
標準
here and there
文例 · 用例
其処彼処の弥次馬連ワイワイ、ワイワイ騒々しい事!
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
が、地方としては、此まで経歴つた其処彼処より、観光に価値する名所が夥い、と聞いて、中二日ばかりの休暇を、紫玉は此の土地に居残つた。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
だが又セエヌ河へ出て見ると、一週間|前から洪水で通船が止つた騒ぎであるに関らず、水に浸つた繋船|場の河岸の其処彼処で黒い山高帽の群が朝早くから長い竿を取つて釣をして居る。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
次の幕は※ルサイユの宮廷の大節会で仮装した幾多の諸侯と貴婦人が華麗な園内の其処彼処に舞踏の団を作つて遊び狂つて居る。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
振返ると、花を手にして木間を徘徊する黒い喪服の婦人達が其処彼処に見受けられる。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
峰の背を、実平と共に、逃げのびてゆく頼朝の眼には、遠く、其処彼処で、こうした末路を告げてゆく味方の分散が見えたであろう。
吉川英治 源頼朝 青空文庫
丘のそこかしこ、それから、丘のふもとの草原が延びて行こうとしているあたり、そこらへんに、露西亜人の家が点々として散在していた。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
丘の上のそこかしこの灯が、カーテンにさえぎられ、ぼつぼつ消えて行った。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
作例 · 標準
この町にはそこかしこに歴史を感じさせる建物が残っている。
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祭りの準備で、そこかしこから威勢の良い声が聞こえてくる。
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私の探し物は、いつもそこかしこに置いてあって見つからない。
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其処彼処(そこかしこ) — 幻辞.com