心任せ
こころまかせ
名詞
標準
as one pleases
文例 · 用例
村越 (ともに笑う)かえってお心任せが可いでしょう。
— ――其一幕―― 『錦染滝白糸』 青空文庫
勿論乱れ立った世に在っては、一軍の主将として下知の通りに物事の捗ぶのを期するのは至当の訳で、然無くても軍隊の中に於ては下々の心任せなどが有ってはならぬものであるが、それでも自らに寛厳の異があり程度がある。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
信幸は、心任せにせよと云って別れたと云う。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
斉彬は、伊達宗城の言葉の終るのを待って、静かに「然し、余の事とちがい、父の心一つにて決することゆえ、お志は忝ないが、万事父の心任せに――」「そういうとは、身も、承知して参った。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
そこで夜更けてから見る人もなく、聴く人も無い時、そっと起きていて百遍でも千遍でも心任せに申した念仏は飾る心がないから仏の意にも相応して本当の往生が出来るというものだ。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
そのうちをお心任せの程おやりなさい。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
法然はその心任せにして、時々あれはどうして暮しているかなどという噂をしたが、三年経つとこの僧がひょっこりやって来た。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
それがいつともなく快方に向い、知人の誰より長命したのですが、ただ一切あたりに心を使わず、体の動く間は研究室に通って、自分の思うことだけを心任せにしていたのがよかったのでしょう。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
作例 · 標準
旅は心任せ、行きたい時に行きたい場所へ向かうのが一番だ。
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彼は束縛を嫌い、常に心任せの生き方を選んできた。
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子供たちは、広々とした公園で心任せに遊び回っていた。
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