触れ
ふれ
名詞頻度ランク #1844 · 青空 186 例
標準
proclamation
文例 · 用例
クラシックはテンポが遅いどころか、「ああした深いことをもう云つてのけたのか」と、君が若しミュジックなるものの存在に耳を触れるに相応しければ当然感ずる次第なのであつたかも知れない。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
而もこんなに抽象的になつてゐることの一つの理由は、外国はいざ知らず我が国では、お互ひが痛い所に余りに触れなさすぎたからではありますまいか。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
どういふつもりで付けたのかまだ訊ねてみないが、僕が勝手に想像する所では、無口でそつとしておいて貰ひたい男が、誰でもが多かれ少なかれ感じてはゐても余りに底深い、流れだとして殆んど全く触れないで過ぎる態の非情を、人目にも立たず浚渫してゐるといつた風の心得であらうと思ふ。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
私は、多くの思想家たちが、信仰や宗教を説いても、その一歩手前の現世のヴァニティに莫迦正直に触れていないことを不思議がっているだけである。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
黒の蝶ネクタイを固くきちんと結んだままで、女給たちにはついに一指も触れなかった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
恰度それは、未だあまり外界に触れたことのない、動揺を感じたことのない赤ン坊が、あまりに揺られたり驚かされたりした場合に、むしを起す過程と同様である。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
その一部が英訳されているのをおもしろそうだと思って買って来たまま、しばらく手を触れないで打っちゃっておいた。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
燧の鉄と石の触れあう音、迸る火花、ホクチの燃えるかすかな囁き、附け木の燃えつくときの蒼白な焔の色と亜硫酸の臭気、こうした感覚のコムプレッキスには祖先幾百年の夢と詩が結び付いていたような気がする。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
作例 · 標準
町中に新しいお触れが出され、明日から夜間の外出が禁止されることになった。
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お代官様からのお触れを伝えるため、役人が村の広場に立て札を立てにきた。
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幕府からの急なお触れによって、街道の関所の警備が普段よりも厳重になった。
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標準
touch
作例 · 標準
目隠しをしたまま、手へのわずかな触れだけでそれが何の物体かを当てるゲームをした。
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傷口は少しの触れでも激痛が走るため、ガーゼを当てるのも一苦労だった。
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葉っぱへの微かな触れを感じ取って、その虫は素早く茂みの奥へと隠れてしまった。
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