甜瑣
甜瑣
名詞
標準
文例 · 用例
『黒甜瑣語』第一編の巻三に曰く、「世の物語に天狗のカゲマと云ふことありて、爰かしこに勾引さるゝあり。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
このほかにも秋田の早口沢の奥に鬼童という者の住むことは、『黒甜瑣語』三編の四に見え、土佐の大忍郷の山中に、笑い男という十四五歳の少年が出て笑うことが、『土州淵岳志』に書留めてある。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
羽後の山奥ではこんな女をわざわざ招き寄せるために、ニシコリという木を炉に燃す者さえあると『黒甜瑣語』などには記しているが、それは果してどういう作用をするものか、その木の性質と共になお尋ねて見たいと思っている。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫