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鉄材

てつざい
名詞
1
標準
iron material
文例 · 用例
一体近来の汽船には鉄を多量に使用するため、ややもすれば船体の鉄材が船の生命――羅針盤の磁石に感じて多少の誤差を起させる。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
そこにはいままで局の倉庫にあった大きな鉄材が、すっかり櫓に組み立っていて、いろいろな器械はもう電流さえ来ればすぐに働き出すばかりになっていました。
宮沢賢治 グスコーブドリの伝記 青空文庫
太い鉄材の組合せの縞が直きに平らな肌になり、細く鋭く天を衝く遥かな上空の針の尖に豆のような三色旗が人を馬鹿にしたようにひらめいていた。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
葉子は思わずぎょっとして夢からさめたように前を見ると、釣り橋の鉄材が蛛手になって上を下へと飛びはねるので、葉子は思わずデッキのパンネルに身を退いて、両袖で顔を抑えて物を念じるようにした。
有島武郎 或る女 青空文庫
大場駅附近を過ぎると、此処らももう院線の工事に着手しているらしく、路ばたの空地に投げ出された鉄材や木材が凍ったような色をして、春のゆう日にうす白く染められている。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
お目に懸れるのは、骸骨に、腐った鉄材、それに深海魚ぐらいのところだろうよ」「いや、必ず持って来てやるよ、はははは」 談笑が、煙草の煙とアルコールの強い匂いで飽和したサロンの空気をかきまわす。
海野十三(丘丘十郎) 地球発狂事件 青空文庫
大場駅附近を過ぎると、ここらももう院線の工事に着手しているらしく、路ばたの空地に投げ出された鉄材や木材が凍ったような色をして、春のゆう日にうす白く染められている。
岡本綺堂 春の修善寺 青空文庫
工事は、まず鉄塔が組立てられると、横に鉄材の腕が伸び、その先へだんだん新しい別のうきつきの鉄塔が取付けられ、上には飛行甲板が張られる。
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
作例 · 標準
建設現場に大型トラックが到着し、頑丈な鉄材が次々と運び込まれていく。
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この橋の補強工事には、特殊な加工を施した高強度の鉄材が使用されている。
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設計図に基づき、鉄材を必要な長さに切断してから溶接作業に入る。
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