びくともしない
びくともしない異読 ビクともしない
表現形容詞
標準
unperturbed
文例 · 用例
手のさきや、肩で一寸押したぐらいではびくともしない。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
子供らは叫んで逃げ出そうとしましたが、大人はびくともしないで、声をそろえて云いました。
— 宮沢賢治 『狼森と笊森、盗森』 青空文庫
子供らは叫んで逃げ出さうとしましたが、大人はびくともしないで、声をそろへて云ひました。
— 宮沢賢治 『狼森と笊森、盗森』 青空文庫
天照大神と高皇産霊神とはそれをご覧になりますと、急いで天宇受女命をお呼びになって、「そちは女でこそあれ、どんな荒くれた神に向かいあっても、びくともしない神だから、だれをもおいておまえを遣すのである。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
それでも、びくともしないで、「もし/\、何か私に用がおありですか。
— 鈴木三重吉 『湖水の鐘』 青空文庫
「さあ、野郎、斬るぞと云って、角兵衛の方じゃあ少しは嚇かしの気味もあったのでしょうが、岩蔵はびくともしない。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
」 すわといわば容赦せぬという気勢を示したが、相手はびくともしないらしかった。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
いくら借りになっていてもびくともしないという自信もなくって、ずるずるべったりに無反省に借りばかり作っているのは考えてみると不安じゃないでしょうか。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
標準
unyielding