普門品
ふもんぼん
名詞
標準
Avalokitesvara Sutra
文例 · 用例
そこでその頃の人だから、神仏に祈願を籠めたのであるが、観音か何かに祈るというなら普門品の誓によって好い子を授けられそうなところを、勝元は妙なところへ願を掛けた。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
二十 赤城様――得三様 普門品、大悲の誓願を祈念して、下枝は気息|奄々と、無何有の里に入りつつも、刀尋段々壊と唱うる時、得三は白刃を取直し、電光|胸前に閃き来りぬ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
……お救い下され、南無普門品、第二十五。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
」 と炉縁をずり直って、たとえば、小県に股引の尻を見せ、向うむきに円く踞ったが、古寺の狸などを論ずべき場合でない――およそ、その背中ほどの木魚にしがみついて、もく、もく、もく、もく、と立てつけに鳴らしながら、「南無普門品第二十五。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
」「普門品第二十五。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
「南無普門品第二十五。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
南無普門品第二十五。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
普門品のすぐれてゐることは誰も知つてゐるがあゝしたことをあれだけの権威を以て言説した、そして人を信じさせる力を持つてゐるのは、驚くべきことだ。
— 田山録弥 『谷合の碧い空』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は毎朝仏壇の前に座り、観音経の普門品を静かに唱え続けている。
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寺の住職から、普門品に説かれている観音菩薩の慈悲について分かりやすい法話を聞いた。
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古いお経の本を開くと、普門品のページだけが手擦れで茶色く変色していた。
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