出来損ない
できそこない
名詞名詞-の形容詞
標準
failure
文例 · 用例
正直にいったら『浮雲』も『其面影』も『平凡』も皆未完成の出来損ないである。
— 内田魯庵 『二葉亭追録』 青空文庫
コノ出来損ないの……カカ片輪者の……ババ馬鹿野郎ッ……」「ネエ。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
口取に蒲鉾はついてるが、どす黒くて竹輪の出来損ないである。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
看板に山神奇童とあるから、それは山男の出来損ないのようなものであろうと、誰も最初はそう思っておりましたが、見に来たものは、まず誰でもその意外なのに驚かされないわけにはゆきません。
— 安房の国の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
クワイ頭の専売物でなく、惣髪にして二つに撫でつけた塚原卜伝の出来損ないのような親爺が、まさか長者町の道庵だとは思われませんから、やはり、変な親爺が、世話を焼いているなぐらいの程度で、この景気の見送りをして、またも障子を閉してしまいました。
— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
そのために生物はその祖先の定型を保存し、できそこないの妖怪はできない。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
しかしまた考えてみると、西洋人のまねをして西洋の理論の代弁をするような情けないできそこないの日本人は、日本国民の中ではむしろ比較的少数な特殊階級の人間である。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
それがために後日できそこないの汽船をこしらえて恥をかくであろうことの厄運を免れた代わりに、将来|下手な物理をこね回しては物笑いの種をまくべき運命がその時に確定してしまったわけである。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
彼は人生の出来損ないだと自分を卑下した。
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そのプロジェクトは、計画の甘さから出来損ないに終わった。
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出来損ないの烙印を押されるのを恐れる。
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標準
good-for-nothing
作例 · 標準
「お前は出来損ないだ!」と父親は息子を怒鳴りつけた。
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彼は自らを「社会の出来損ない」と呼んだ。
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出来損ないだと思われたくない。
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